ニュースレター-2023年2月

POSITALの新世代インクリメンタルエンコーダは、新しい磁気センサー技術と、よりエネルギー効率の高い組み込みマイクロコントローラを搭載しています。新型エンコーダは、従来品と機械的・電気的な互換性を保ちながら、複数の機器が制御システムに接続される複雑なアプリケーションで重要となる消費電力を削減することで、お客様にメリットを提供します。新しいIXARCインクリメンタルエンコーダは、従来モデルのホール効果センサーに代わり、TMR（トンネル磁気抵抗）検出技術を採用しています。TMRセンサーは磁気感度が高く、分解能を向上させることができます。また、TMRセンサーは温度感受性が低く、エネルギー効率に優れています。

ウィーガンド技術は、エネルギーハーベスティングアプリケーションに不可欠な技術となっています。UBITOの新しいホワイトペーパーでは、この技術の主な利点、特徴、使用例を含む包括的な情報を提供します。この技術により、お客様のIoTデバイスの性能と信頼性をどのように向上させることができるかを説明しています。ウィーガンド技術についてもっと知りたい、あるいは特定のユースケースについて相談したいという方は、UBITOの技術専門家にご連絡ください。私たちは、いつでもお客様に必要なサポートとガイダンスを提供します！

私たちは、製品を正確に視覚化し理解する能力が、設計エンジニアの仕事に不可欠であることを理解しています。そのため、世界中の販売代理店やお客様により良い体験をご提供するために、CADENAS社と共にこの3D図面ビューアの開発に投資しました。この新機能により、すべての機械部品（フランジ、ハウジング、コネクタ）を非常に直感的かつインタラクティブな方法で見れます。ズーム、回転、パンを使って、当社のエンコーダの細部まで簡単に確認できます。さらに、このビューアでは、多くの異なるフォーマットでエクスポートでき、お客様の特定のユースケースに柔軟に対応できます。

超コンパクトなフットプリント（直径22mm、高さ23mm）、わずか35gのPOSITALミニチュアキットは、最も一般的なマイクロモーターに完璧にフィットします。既存のモーター設計に簡単に組み込むことができます。インストールとキャリブレーションは迅速かつ安全に行うことができます。バッテリやギアを持たず、電気的分解能は最大17ビット、多回転は最大32ビットです。マクソンモータは、ヒューマノイドロボット、高精度な産業機器、タトゥーマシン、旅客機、カメラレンズ、レーシングカー、心臓ポンプなどに使用されています。要求は高く、どんな妥協もしたくない、POSITALの「忘れないエンコーダ」を選ばれたのはそんな理由からです。